イタリアからのレポート

2016年08月25日 イタリアのお母さん

私がイタリアで2つ目に住んでいてた家庭にはmamma (お母さん)がいらっしゃいます。

私にとってお母さんのお手本のような方で、お料理は上手で家事は何でもこなし、いつでも家族のことを一番に想ってくれているような素敵な方です。

実はこのような理想のお母さん、イタリアで近年減少傾向にあるそうです。

家族のことが必ずしも一番ではないというお母さんもいらっしゃるそうなのですが、それは日本や他の国でも同じことだと思います。
彼女は私のことを本当の娘のように可愛がってくれます。ちゃんと周りを確認せずに横断歩道を渡ろうとしている時など欠かさず注意をしてくれました。私も彼女のことが大好きで、本当の母親のような存在です。

家族もみんな素敵な方達なのですが、ここでは私が彼女の凄い、と思った点をいくつか紹介したいと思います。

まず日曜日も含め毎朝5時頃に起きる点です。それはお父さんのお弁当を作ったり家族みんなのお昼ご飯を作るためです。

その代わりに夜寝に行く時間帯は少し早いのですが、それでも平均して私の睡眠時間より少ないです。

二つ目に家族の体調が悪かったら自分の体調は後回しにすること。

これはプライベートなことなので述べませんが息子さんがずっと入退院を繰り返さなければならなかった際、彼女もあまり体調が良くないにも関わらず、息子さんが完全に退院出来るまでは自分のために検査にも行かなかった点です。家族のことを思うがゆえの行動なのですが、もっと自分のお身体も大事にして欲しいと思いました。

最後に優しい時は心から優しく、自分の主張をする際はどんな相手に対しても強い点です。

相手の表情を読み取るのも上手です。不安そうに電車に乗っている若い女の子が側にいた際に自分から"Ciao, bella!" (挨拶)と笑いかけ、電車の乗り換え方など教えて安心させてあげていました。私がカバンをひったくられそうになった際には"Cosa vuoi, scemo!"(何やってるんだ、馬鹿野郎!)と言って相手は迫力に負けてカバンを取るのを諦めました。

強くて優しいお母さんです。

他にもまだまだありますが、今回の留学を通して家庭で果たすお母さんの存在の大きさを改めて知ることが出来ました。私も将来は強く優しい彼女のようなお母さんになりたいです。

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上の写真は家族でスーパーに行った時にカートの中身を写した写真です。

およそ一週間分の買い物を毎週末するのですが、沢山のお料理を調理して食べるので、沢山買います。大きいスーパーだと、カートの大きさは日本の2~3倍もあります。

kumi