イタリアからのレポート

2016年07月19日 イタリアの国民的スポーツ

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イタリアのスポーツと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか。

私にとって、イタリアの国民的スポーツの代表といえばサッカーです。
つい先日、サッカーのヨーロッパ戦があって、イタリア人にとってサッカーがいかに特別なスポーツであるかを実感しました。試合で勝てばみんな街へ行って喜ぶ、負ければ悲しくなり、大人しく家に帰って休む。私にはそんなサッカー好きなイタリア人が愛らしいです。

 

私 は今、ナポリと同じカンパニア州、サレルノ県のある小さな町のイタリア人家庭にて居住させていただいています。

サッカーを普段あまり見ない家庭なのです が、スペイン対イタリアでイタリアが見事勝利した後のその日は、イタリア対ドイツという興味の惹かれる試合だったので、みんなで見ることになりました。

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イ タリアもプレーが上手だと思っていましたが、ドイツもかなりの強さでした。結果は1対1のままで終わったので、延長の後、PK戦となりました。惜しくも6 対5で負けてしまいましたが、とても良い試合、一生思い出に残る試合を見れたと思います。

イタリア人は絶対に諦めない、本気になると冷静に考えられるよう になる、そんなイタリア人の国民性を垣間見ることが出来る試合でした。

 

さて、イタリアのサッカーについて、ここからは述べていきたいと思います。
イタリアのサッカーのチームは能力的に一番強いグループであるセリアAの常連チーム(毎年チーム数は増減します)だけでも約20もあるそうです。

イ タリア人の中にはサッカーの熱狂的ファン”ULTRAS”と呼ばれる人たちがいます。

壁に書いてある落書きを眺めると、この単語をよく見かけることが出来 ます。"ULTRAS”とは、あるチームを熱狂的に応援している人たちを指すのですが、サッカーの試合中テレビの前で大きな声、音で一喜一憂したりしま す。

また、地元チームとその近くの町のチームの試合がある時は、あまりバスなどに乗らないほうが無難です。勝ったチームの熱狂的ファンが負けたチームの町 の方面に行くバスに乗ってきて、激しく非難する恐れがあるからです。

“ULTRAS"に限らず、サッカーが好きな人は自分の好きなチーム が出ている試合をPizzeriaやBarでやっているのを見て、みんなで応援しています。

サッカーを見ていない時でも、ゴールが入るたびに歓声もしくは 落胆の声が聞こえるので、声を聞くとどちらのチームが勝っているのかがわかります。

 

ところで、私も昨年の冬にインテル対ナポリの試合を見 に行ったことがあります。その時にイタリアで最も強かった2チームの試合です。インテルの選手として、日本人の長友選手もプレーされていました。

サッカー の試合は今までテレビでしか見たことがありませんでしたが、イタリア人の友達も一人一緒だったので、その場の雰囲気をさらに楽しみながら試合を見ることが 出来ました。

 

ここからは余談になります。

私は高いほうの席に座っていたのですが、安い方の席には、先ほども述べた”ULTRAS”熱狂的ファンが集まるそ うです。私たち日本人が試合を見に行く時は、高い方の席を買って応援に行くことをおすすめします。

また、イタリアではサッカーの試合やfesta(イベン ト)の時は携帯も財布も持ち歩かないように心がけることが肝心です。

私はイタリアに来る前は日本のサッカーしか応援したことがありませんでしたが、ヨーロッパのサッカーを見て、国によるプレーや選手、観客の雰囲気の違いも知れたので面白かったです。また来年のヨーロッパ戦でもイタリアを応援したいと思います。

 

kumi