イタリアからのレポート

2016年09月01日 オルベテッロ・ピアノ・フェスティバル

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 伊奈 えりか

 

 

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日本の大学時代の友人が、ピアノのコンサート出演のためイタリアにやって来ました!

一緒に学んだ大学の頃からとても優秀で、今では東京を中心にクラッシックからジャズまで
幅広い演奏活動をしている平野裕樹子さん。

日本出発前も帰国後もコンサートの予定がびっしりの中、たった4日間のイタリア滞在という超ハードスケジュールではるばるやって来てくれました。

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コンサートはオルベテッロ・ピアノ・フェスティバル(Oetello Piano Festival)の最終日。

フェスティバルは2013年から毎年夏に開催されており、本人もピアニストのジュリアーノ・アドルノさんが芸術監督を務めています。

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平野さんとジュリアーノさんは、お互いパリに留学中に知り合いました。その後も連絡のやり取りを続け、今年、日伊国交150周年を記念して二人の共演によるこのコンサートが実現しました。

プログラムは興味深く、日本とイタリアの作曲家の作品を連弾で演奏し、細かい表現の違い等をジュリアーノさんが曲の合間にわかりやすく解説してくれました。

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短い準備期間のなか、二人の息の合った演奏は素晴らしかったです。

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会場となったのは、カザレ・デッラ・ジャンネッラ(Casale della Giannella)という16世紀半ばの護岸警備のための建物の中庭です。

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ジャンネッラはトスカーナ州オルベテッロ県に位置する海沿いのリゾートで、さらにこのあたり一帯はWWFの自然保護地域として登録されており、海からの風を感じながら星空の下でのロマンティックなコンサートでした。

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実はこの二人のコンサート、日本でも11月に東京と名古屋の2公演が予定されています。

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日伊国交150周年を記念し、そして更なる友好関係発展に向けて、二人の息の合った演奏を日本でも大いに鳴り響かせてほしいものです。

 

私が平野さんと会うのは15年ぶりぐらいでしょうか。

4日の滞在では観光もろくにできないと残念がっている彼女には、シエナのお菓子リッチャレッリと五線譜の入った伝統工芸品のノートをプレゼントしました。

彼女の今後のご活躍を祈り、また近いうちに会えるのを楽しみにしています。

 

当日のコンサートの様子は、フェスティバルホームページからご覧いただけます。

http://orbetellopianofestival.it/gran-finale-orbetello-piano-festival/