イタリアからのレポート

2016年11月01日 ナポリにホームステイ da Napoli

私は留学中にナポリの歴史的市街地区とサレルノ県の小さな町(綺麗な町ですが観光地化していません。イタリアではそんな町は貴重だと思うので名前は伏せておきます..)の2つの家庭にてホームステイをしていました。

今回、ナポリのホームステイについて少し話そうと思います。

住んでいた所は"Piazza del Gesù nuovo"(ジェス・ヌオーヴォ広場)の側、"スパッカナポリ"という通りのすぐ側で町の中心部です。

特に週末に出掛けるといつも人でごった返していて、アコーディオン奏者がいる日もあればオペラ歌手が 'O sole mio を歌っている日もある活気ある素敵な所です。

クリスマスシーズンになるとイルミネーションが街を彩り、プレゼーペ(イタリアのクリスマスに飾るキリストの誕生の日を描いた模型)が至るところで売られていてクリスマスムード全開です。

週末の夜はBarの周りにナポリ人が集まって賑やかです。いつもガヤガヤしていて時にはうるさいくらいでしたが、今ではそんなナポリの中心街の賑やかさを懐かしく思います。

さてこちらの家庭ですが、30代の若くて綺麗な1組のナポリ人のカップルと同居をしていました。私はナポリで暮らすことを通して、それぞれの家庭のやり方やルール、ナポリ人気質など知ることができました。

まず家庭のルールです。

ナポリでは外出する際に絶対窓を閉めなければなりません。

そうでなければ、動物や泥棒が入ってくる可能性があり危険です。

細かいルールだと冷蔵庫に匂いが充満しないようにするために玉ねぎはすでにカットしたものはタッパーの中に入れる、寝る前や食事前に次の食事のためにテーブルをセットしておくことなどを学びました。

ナポリ人気質というのは別に2人にだけ当てはまるものではありませんが私の考えるナポリ人気質を述べたいと思います。

まず優しさです。何か困っていることがある時に見捨てないで助けてくれる優しさがあります。

誰か困っていると分かればきっと知らない人も知っている人も助けたり相談に乗ってくれます。

この気質は、私がうっかりしていてカバンを取られてしまった日に感じました。

近所の人皆(同じアパートに住んでいた人達)話を聞き、同情してくれました。

やっと再会出来たホストファミリーには鍵をなくしてしまったことを怒られるどころか、同情してくれて気持ちが落ち着くようにとカモミールまで用意してくれました。

次に骨太さです。

女性も男性も自分を持っていて強いです。

ナポリ人は滅多に弱さを見せることがなく負けず嫌いだと思います。

それにナポリ人というかイタリア人は喧嘩好きです。仲のいい人である程(特に恋人や家族で)お互い考えていることをぶつけ合います。

喧嘩の時は感情的になり言い過ぎてしまうことも多々ありますが、最後には仲直りします。そしてイタリア人が本気で喧嘩する時の迫力は凄まじいです。

サッカーを応援する時もそうでしたが、日本人とは声の大きさというか感情の入れ方が全然違いました。

ナポリ人、イタリア人の元々持っている気質が私にはない物が多く、1年間の留学を通して新しい価値観を知ることが出来たのではないかと思います。

 

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プレゼーペの写真 : 模型の中央には聖母マリアとキリストがいらっしゃいます。

 

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ナポリにて撮影した洗濯物の写真: ナポリでは洗濯物が絵になりますね。

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こちらもイルミネーションで形作られたプレゼーペです。真ん中のカゴの中には12月25日になるとキリストが現れます。

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Piazza del Gesù nuovoにそびえ立つ塔の写真。
 
見所満載のナポリは一年いても飽きませんでした。 

kumi