イタリアからのレポート

2016年11月01日 美食の街ボローニャ da Siena

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 伊奈 えりか

 

 

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日本でもボローニャ・ハムとかボローニャ・ソーセージと呼ばれるあのピンク色のハム。

その名の通りエミリア=ロマーニャ州の州都ボローニャの特産品で、イタリア語ではMortadellaモルタデッラと呼ばれます。豚肉を蒸して作られ、黒コショウやピスタチオが入っていることもあり、直径は20センチほどのピンク色のハムです。

 

イタリア中北部に位置するボローニャは、フィレンツェ、ベニス、ローマが観光客で年中ごった返すのに比べ比較的訪れる外国人は少なく、むしろ見本市や特別展示会などが頻繁なビジネスの街の一面を持ちます。モーターショウ、建築関係やインテリアの見本市が開催される際は、街のホテルの予約が難しくなるそうです。

また、およそ8万人の学生が通う1088年創立のボローニャ大学(ヨーロッパ最古)があり、学問の街でもあります。

 

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そして“美食の街”として知られ、モルタデッラはもちろん、チーズ、生パスタ(特にトルテッリーニ)、ボローニャ風ミートソースなど、食通を魅了するのがボローニャの街です。

街の中心マッジョーレ広場では毎年Mortadella Bo(モルタデッラボ)というイベントが開かれます。モルタデッラの生産者からの直接販売、ボローニャ出身のシェフらによるモルタデッラを使った料理ショーなどが行われ、イベントのシンボルカラーもモルタデッラに合わせてピンク色といった、他に例のない、いかにもボローニャらしいイベントです。

(イベントホームページはこちらhttp://www.mortadellabologna.com/event/mortadella-bo-2016/

 

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マッジョーレ広場からすぐの、ひときわにぎわう界隈Mercato di mezzoには昔からマーケットが立ち、今でも食料品店がずらりと並んでいます。

新鮮な肉、野菜を買う地元の人たちの姿も見られます。

特産品のモルタデッラチーズトルテッリーニを買うにはもってこいで、

ショーケースもそれぞれのお店が個性を生かしてきれいに飾られていました。

また、疲れた時にはカウンターにさっと座ってワインを片手に一息つくのもボローニャらしい過ごし方。

1880年商業のPaolo Atti(パオロ・アッティ)の店先のウィンドーは、びっしりと手作りパスタが並べられ、またそれも美しく絵になり見とれてしまいました!

こういったトルテッリーニ、やトルテッリ、ラビオリ、といった中にハムやチーズを詰めたパスタは、バターやチーズをふんだんに使って作られ、見た目以上に腹もちの良い食べ物なんです。

 

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旧市街地には中世の建物が多く残され、茶色いレンガの色が特徴の市庁舎、2本の斜塔、聖ペトロニオ教会、聖ステファノ教会等を見て歩くのも楽しいもの。また美術館・博物館も多く観光スポットは欠きません。

ポルティコ(Portico)と呼ばれるアーケードは特徴的で、ボローニャ全体で45Km もあるそうです。

雨が降ってもぬれずに歩ける、とても便利な街づくりです。