昨今、何かと話題のLGBT・セクシュアルマイノリティー。昨今は”ジェンダーフリー”という言葉が浸透してきており、男女という概念を超えた美しさを持つ人、性別に関係なく才能を発揮する芸能人も見かけるようになりました。ただ、ジェンダーフリーというのはあくまで誰もが性別による差別や偏見に苦しむことのない社会をつくるための考え方。性別という概念をなくし、全員を中性的にするという意味合いではありません。では、ジェンダーフリーな生き方とはどんなものなのでしょうか？今日は、芸能界でも特に人気の高いジェンダーフリーな顔ぶれを調査してみたいと思います。
性別にとらわれない美しさ！ジェンダーフリーな芸能人10選
Matt
元読売巨人軍の投手・桑田真澄さんの次男でタレントのMattさんは、「Matt化」という現象が流行するほどジェンダーフリーな世の中を後押しした存在になりました。もともとの顔立ちもはっきりしていることから、派手なメイクを施すとまるでお人形さんのように。「BESTCOSMETICS AWARDS 2019」で「最もニュースな美容人2019」として表彰されたこともありましたよ。
ゆしん
人気番組『ロンドンハーツ』などで、”キレイすぎるオネエ”として頻繁に取り上げられていたゆしんさんは、18歳で遅咲きデビュー。韓国人と日本人のハーフということで、その端正な顔立ちは男性としてもイケメン、女性としても美人。まさに中性的な美しさが印象的ですよね。2020年には「オネエシスターズ」というユニットを組み、今現在はフリーランスで活動しているそうですよ。
女王蜂 アヴ
人気ロックバンド・女王蜂。年齢・性別・国籍不詳の4人組ロックバンドで、映画『モテキ』の主題歌を担当したことで一気に知名度を上げていきました。そのボーカル・女王蜂 アヴ 性別がずっと話題になっています。美しい顔立ちに、力強くもあり儚さも放つ雰囲気は、まさに性別を感じさせない中性的な美を感じますよね。性別などを一切公表しない理由は、「そんなことより曲に集中してほしい」という思いからなのだとか！
つげりょうた
2015年、突如メディアに姿を現したつげりょうたさんは、「美しすぎる医大生」として一躍時の人になりました。翌年には無事医師免許を取得し、医師として職務を全うしているのだそう！学園祭で初めて女装をしたとき、美しくなるために着飾る魅力にどっぷりはまっていったそうですよ。女装をしていないときはハーフのようなイケメン、女装をするとまるでハリウッド女優のように華やかな美しさが目立ちます。
カズレーザー
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんは、自身をバイセクシャルだと公言しています。マッチョな体型は女性から人気がありそうですが、実は男性を好きになることもできるんですね。見た目とのギャップもあり、衝撃を受けた人も多かったかもしれませんが、堂々とカミングアウトするその姿勢は、さらにカズレーザーさんの信頼と好感度を上げる結果となりましたよ。
けみお
けみおさんは、YouTuberにモデル、タレント、エッセイスト、歌手など、とても幅広く活動しているマルチタレント。若年層から絶大な支持を誇っており、Youtubeチャンネルの登録者数は200万人超えという人気ぶり！「あげみざわ」「泣いたー」などの流行語も生み出すほどの影響力でした。193cmという日本人離れした高身長を生かしモデルとして活躍する姿はとてもカッコよく、まさに性別を超えた美しさを誇っていますよね。
氷川きよし
演歌歌手の中でも特段美しく、年々その美貌に磨きがかかる氷川きよしさんも、全盛期のイケメンな魅力を脱ぎ捨てるかのように、近年はファッションや雰囲気を変えてメディアに出るようになりました。ノーメイクではイケメン、メイクを施すと美しくなるその顔立ちは、まさにジェンダーフリーですよね。
りゅうちぇる
りゅうちぇる 離婚で話題を呼んでいるぺこ&りゅうちぇる夫妻。幼少期から「女の子みたい」とからかわれてきた過去を持ち、男らしさや女らしさにとらわれない生き方をしたいと、以前からジェンダーバイアスについての持論を展開してきましたよね。ぺこさんのことを、性別を超えて好きになったというりゅうちぇるさんは、結婚し1児をもうけます。しかし、恋愛対象が男性になったということで、りゅうちぇる 離婚。最近はますます女性に近い容姿に近づいてきており、今後新たな熱愛ニュースが報じられる日も近いかもしれません。
大石絵里
ファッションモデルとして活躍している大石絵里さんは、バイセクシャルを公言しています。話し方や空気感が柔和でおっとりしている大石さんは、気が強い女性に惹かれるのだそうですよ。女性が恋愛対象であることは、大石さんにとっては何の違和感もない”普通のこと”だったそうで、何も警戒せずさらっとカミングアウトしたところ、予想以上の反響に驚いてしまったと語っていましたよ。
壇蜜
現在は男性と結婚されている壇蜜さんも、バイセクシャルであることを発表しましたね。
15歳のとき女性と初めてキスを交わしたり、それからも女性と交際した経験があるのだそうですよ。男性を好きになるか、女性を好きになるかはそのタイミングで変わってくるため、たまたま結婚を意識したときに好きになったのが、今のご主人なのだそう。
まとめ
ジェンダーフリーな芸能人は、想像以上にたくさんいることがお分かりいただけたのではないでしょうか。誰もが性による社会的・文化的差別を受けることなく、自らの能力を自由に発揮するべきという考え方は、より多様性を深めていくこれからの社会に必要なテーマでもありますね。男らしさ、女らしさという縛りを超えて、誰もが自由に生きられる世界に近づいていくことを祈ります。
