EXILEのパフォーマーと、LDHのダンススクール・EXPG内で選出されたメンバーを中心に結成したグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBE(通称:ファンタスティック)。バス1台で全国行脚する「武者修行」や、過酷なオーディションを経て、2018年にメジャーデビューしました。フレッシュな彼らの活躍には、多くの人々が注目しています。そこで今回は、ファンタスティックのメンバーの人気順を調査しました。あなたの推しがどの順位に入っているのかチェックしてください。
第9位:世界
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ファンタスティックのメンバー人気順、第9位はリーダー兼パフォーマーの世界さん。EXILEとファンタスティック、両方に所属しています。グループ内で最年長のため、年下のメンバーを温かく見守る兄貴分のような存在です。母親はかつて宝塚歌劇団に所属し、退団後にダンス教室を経営しています。そんな母親の影響により、世界さんは2歳からダンスを習い始めました。小学校4年生の時から3年ほど、日本の演劇界の代表格に位置付けられている劇団四季の舞台「ライオン・キング」に出演。準主役であるヤングシンパ役を演じていました。
豊富なダンス経験をいかして躍進
市立横須賀総合高等学校を卒業してからは、ニューヨークでストリートダンスの経験を積み、2012年にダンス大会のHIP HOP部門で優勝しました。その2年後ダンス歴イコール年齢といっても過言ではないほど豊富な経験をいかして、LDH主催のボーカル・バトル・オーディションに挑戦。約2000人の参加者の中から新パフォーマーに選ばれました。以降、音楽活動のみならず声優や俳優の仕事にも積極的に取り組み、活躍のフィールドを拡大中です。
第8位:中尾翔太
ファンタスティックのメンバー人気順、第8位はパフォーマーの中尾翔太さん。母親に勧められて3歳の時にダンスを始め、幼い頃は友達と遊ぶよりも毎日のダンスレッスンに夢中でした。数々のダンス大会で栄誉ある賞を獲得し、地元の名古屋では「しょたまん」の愛称で知られていました。小学4年の時には、パワフルな表現技法の1つであるKRUMPを知り、今まで以上にダンスに没頭。同時期のちにGENERATIONSのメンバーとなる佐野玲於さんと出会い、ダンスバトルを通じて互いに切磋琢磨していました。
EXILE加入を断念し…
2012年に特待生としてEXPG名古屋校に通い始めたところ直ぐに存在感を発揮。翌年には「24時間テレビ」内の企画「高校生ダンス甲子園」で王者になりました。しかしボーカル・バトル・オーディションに落選し、EXILEに加入できず…。それでも夢を諦めずにレッスンに取り組み続けた結果、2016年にファンタスティックのメンバーに選ばれました。明るい未来をメンバーと共に信じていたものの、2017年末に胃がんを発症していることが判明。翌年3月に22歳という若さで永眠しました。
第7位:瀬口黎弥
ファンタスティックのメンバー人気順、第7位はパフォーマーの瀬口黎弥さん。母親が芸能事務所の業務に携わっていたため、物心ついた頃にはカメラの前でポーズをとり、地元・福岡でキッズモデルとして活動していました。ローカルCMに出演する機会もあり、芸能界を身近に感じていのだとか。しかし3歳頃から12年間にわたってサッカーを続けていたため、サッカー選手になりたいという思いが強くありました。
ダンス歴を努力でカバー
転機が訪れたのは15歳の時。「めちゃ2イケてるッ!」の人気企画で踊るEXILEのメンバー衝撃を受け、自分も同じステージに立ちたいと思ったのです。これを機にEXPGに通い始め、貪欲に練習。高校卒業後は大学に進学せず、4年間で必ず夢を実現させると決意してEXPG東京校に入りました。周囲のダンサーよりもスタートが遅かったものの、がむしゃらにダンスレッスンを受け続け、数多くのツアーのサポートメンバーに参加。着実に経験を積んでメジャーデビューのチャンスをつかみました。
第6位:澤本夏輝
ファンタスティックのメンバー人気順、第6位はパフォーマーの澤本夏輝さん。幼い頃からテレビの音楽に合わせて踊るダンス好きでした。そのため4歳の時に親に勧められて地元のダンス教室に通い始めました。当初は趣味としてダンスを習っていましたが、コンテストへの出場やインストラクターの手伝いを通じて気持ちが変化。高校で進路を決める時には、バックダンサーになりたいと思っていました。そのため卒業後は上京してEXPG東京校に入校。指先まで美しいダンスを披露し、スクールメイトの中で異彩を放っていたそうです。
飲食店でアルバイトを経験
上京直後はダンスのレッスンに励む一方で、バイトが必須でした。親に頼らずに夢を追いかけると決めていたため、飲食店でホールや接客を担当し、生活費とレッスン代を稼いでいました。そのためファンタスティック屈指の料理好きです。豊富な人生経験と特技をいかし、佐賀新聞のレシピコーナーやcookpadLiveなどの料理系コンテンツを担当しています。
第5位:木村慧人
ファンタスティックのメンバー人気順、第5位はパフォーマーの木村慧人さん。9歳の時にEXPGに入校し、パフォーマーを本格的に目指すようになりました。キッズダンサーとし無我夢中でレッスンに取り組みながら、2010年にEXILEのツアーに参加。以降、三代目J Soul Brothersのライブなどに出演し、パフォーマンスを通じて人々を幸せにする先輩たちに憧れるようになりました。しかし15歳頃に受けたボーカル・バトル・オーディションでは最終審査で落選。あと一歩のところで夢が叶わなかった悔しさをバネに、その後も必死で研鑽を続けました。
本格的なラブシーンに挑戦
木村慧人さんといえば俳優としても目覚ましい成長を遂げ、様々な話題作に出演。2024年の初夏に放送された「さっちゃん、僕は。」では、テレビドラマの単独主演を初めて経験しました。普段はキラキラ光る瞳が印象的ですが、本作では笑顔を封印。遠距離恋愛中の恋人がいながら人妻と関係を持ってしまう破滅的な役柄を熱演しました。
第4位:堀夏喜
ファンタスティックのメンバー人気順、第4位はパフォーマーの堀夏喜さん。ダンスを始めたのは7歳頃、母親に半強制的にダンス教室に連れて行かれたのがきっかけでした。当初はダンスレッスンが苦痛でしたが、コンテストへの出場を通じてダンスにのめりこんでいきました。小学4年生の時には、地元で名をはせていた中尾翔太さんとダンス教室で出会い、彼のダンススキルの高さに驚き、影響を受けたようです。
変わらない地元への思い
中学校に入学してからは成長痛に伴って一時ダンスから離れていたものの、中尾翔太さんがEXPG名古屋校に特待生として入るという噂を聞き、ダンスを再開。14歳の時に同校に入校して本格的なレッスンを受けるようになりました。そんな堀夏喜さんは男気と地元愛にあふれており、故郷・愛知県で放送されているミニ番組「ホリナツの冠(仮)」のMCを約5年にわたって担当。MCの技術を磨くために奮闘する姿がファンの間で話題になっています。
第3位:佐藤大樹
ファンタスティックのメンバー人気順、第3位はリーダー兼パフォーマーの佐藤大樹さん。世界さんと同じく、EXILEとファンタスティックの両方に所属しています。元々サッカー少年だった佐藤大樹さんがダンスを始めたきっかけは、中学3年生の時に観戦したEXILEのライブ。パフォーマーがソロで踊るシーンに感動し、EXPG東京校に通い始めました。異例のスピードで才能が認められ、16歳頃からサポートメンバーとして活動。数々のステージに立って経験を積み重ね、弱冠19歳でEXILEに加入しました。
話題作に立て続けに出演
佐藤大樹さんの加入時にHIROさんは「最年少ながらも将来性が凄い」と熱弁。その言葉の通り佐藤大樹さんは演技の才能を開花させ、真面目な好青年から癖のあるエリートサラリーマンまで見事に演じ分けています。「liar(ライアー)」や「around1/4アラウンド・クォーター」など、代表作をあげればキリがありません。新作のドラマや映画の発表を心待ちしているファンが大勢います。
第2位:中島颯太
ファンタスティックのメンバー人気順、第2位はボーカルの中島颯太さん。関西大学に併設されている中高一貫校・関西第一中学校および高等学校出身の秀才です。中学時代はサッカーの練習に熱心に取り組んでいましたが、目の病気の発症に伴い断念。これを機に音楽の道を進もうとしたものの、高校2年の時に受けた新人オーディションは残念な結果に終わりました。その後およそ1年間ボイストレーニングを受けたところオーディションに合格し、特待生としてEXPG大阪校に入校。それから6カ月後にファンタスティックのボーカルに選出されました。
多彩な才能の持ち主
もともと中島颯太さんは親の影響で幼少期にピアノやサッカーを習い始め、根気強く続けていた努力家です。ファンタスティックに入ってからは、LDHファミリーの中でピアノに最も詳しくなりたいと思い猛勉強。2024年のアリーナツアーでピアノの弾き語りを行い、多くのファンを魅了しました。インスタグラムでは、ギターの弾き語りの様子も公開しており、多彩な才能が高く評価されています。
第1位:八木勇征
ファンタスティックのメンバー人気順、第1位はボーカルの八木勇征さん。堀越高等学校を卒業した後、サッカー推薦で大学に進学しました。転機は大学1年の時。足の靭帯を負傷してサッカーを断念し、歌手の道を志していたところ、奇跡的にボーカル・バトル・オーディションの開催を知って応募しました。本格的な歌のレッスンを受けておらずダンス未経験でしたが、あらゆる審査で努力を惜しまず、見事合格。中島颯太さんと共に、ファンタスティックのボーカルに就任しました。
未経験から急成長
実はファンタスティックのメンバーの中で、八木勇征さんのみEXPG出身者ではありません。そのためグループに加入して間もなくは必死でレッスンを受けて、ダンスを基礎から習得。その後も周囲に迷惑をかけまいと愚直に鍛錬を続けました。音楽活動の傍ら、2021年に俳優業を本格的に開始。舞台・映画・ドラマで経験を重ね、2023年には「ソウルドラマアワード」のアジアスター賞を2年連続で受賞するという快挙を成し遂げました。国内外で八木勇征さんの人気が高まっているようです。
まとめ
ファンタスティックのメンバーは、華やかなパフォーマンスで大勢のファンに夢を与える一方、数々の困難を乗り越えてきました。人生をかけて挑戦したオーディションでの落選、バイトをこなしながらレッスンに明け暮れた日々。その1つ1つの出来事が身体に染みこみ、現在の成功につながっているのではないでしょうか。今後どのような新境地を開拓するのか楽しみですね。