ドイツ人と日本人のハーフモデルとして人気のトラウデン直美さん。
ファッション雑誌「CanCam」の専属モデルとしてCMや雑誌で活躍する一方、慶応義塾大学法学部で学んでいる今最も知的なモデルの1人ですね。
トラウデン直美さんはさらに環境問題についても意識が高く、SNS等と通じて発信を続けており、「環境省プラごみゼロアンバサダー」「環境省サステナビリティ広報大使」にも就任しています。
しかし、トラウデン直美さんは2020年12月17日にあった環境フォーラムでの発言がきっかけで大炎上。
トラウデン直美さんは一体どのような発言で炎上してしまったのか、なにがそんなにネット民の反感をかったのかなど、詳しくまとめました。
トラウデン直美の環境に関する炎上発言とは?
環境フォーラムでのトラウデン直美の発言

出典:Pinterest
トラウデン直美さんが炎上したのは、2020年12月17日に首相官邸であった「2050年カーボンニュートラル・全国フォーラム」での発言がきっかけ。
このフォーラムでは、菅義偉首相をはじめ産業界や青年環境NGOの代表者、タレントの武井壮さんらが出席し、意見交換を行いました。
そしてトラウデン直美さんは「すぐ始められる!私の1歩」として、消費行動の1例をスライドで発表しました。
[box01 title=”トラウデン直美が提唱した「すぐ始められる!私の1歩」”]- マイバック・マイボトルの次は「マイカトラリー」
- 何かを買う前に、1度は自分と相談「これ本当に必要?」
- お店の人にAsk!「この商品は環境に配慮してる?」
- 誰かと一緒に3〇〇チャレンジ
- 周りの人と環境について話してみよう
このなかで、「環境に配慮した商品ですか」と店員に尋ねることで店側の環境への意識を高めていけるのではという項目がマスコミに取り上げられ、ニュースでも注目コメントとして報道されました。

出典:Twitter
買い物をする際、店員に「環境に配慮した商品ですか」と尋ねることで、店側の意識も変わっていく
消費活動についての意識の持ち方や、消費者の立場からできることの一例として挙げたものでしたが、この発言がネット上で賛否両論、そしてどちらかというと反対意見が多い大炎上という結果になりました。
トラウデン直美の炎上発言の背景

出典:https://www.asahi.com/edua/article/13076818
トラウデン直美さんはこの発言の背景について、環境について考えることが日常のあたりまえになったら良いという想いで発言したとのこと。
環境について話すのがタブーだったり、“意識が高い”人のすること、と思われないような空気を作っていきたいという思いでした
出典:HUFFPOST(2021年1月23日)
環境問題について語ると「意識高い系」と言われてしまうような空気があると指摘したうえで、SDGsに配慮した企業や消費者の取り組み方法を提案したかったのですね。
[jin-iconbox08]SDGs…2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標。「貧困をなくそう」「ジェンダー平等をなくそう」「住み続けられる街つくり」など17個の目標がある[/jin-iconbox08]
トラウデン直美は「環境チンピラ」?

出典:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fdd5262c5b607e6348abf68
「店員に”環境に配慮した商品ですか”と尋ねることで、店側の意識も変わっていく」というトラウデン直美さんの発言は大反響を呼び、ネットを中心に反対意見が多く投稿され炎上する事態に発展。
[box01 title=”トラウデン直美の環境発言への反対意見例”]- 「世間知らず」
- 「面倒くさい客」
- 「自給自足生活しろ」
- 「店員がかわいそう」
[/box01]
「店員に面倒な受け答えをさせようとしている」「店員の仕事が増える」といった反対意見が多く、意識高く正義感を振りかざす面倒な客という捉え方で「環境チンピラ」という言葉が作られました。
トラウデン直美さん環境に配慮して車もタクシーもクーラーも使わない優しい生活されてるのか気になる
— coco (@ura_yhusg) June 10, 2021
トラウデン直美、環境に配慮した商品ですか発言で炎上した後のインタビューで「自分の主義主張が批判されてる」に話をすり替えてたの本気でムカついたんだよな。主義主張じゃなくて店員を思いやらない人間性が批判されてるとはこれっぽっちも思ってない。
— フリーマン田中 (@freeman_tanaka) June 10, 2021